公立大学法人大阪市立大学
Facebook Twitter Instagram YouTube
パーソナルツール

提供科目

物理学実験で使用するテキストは、(株)東京教学社から、「物理学実験 -第3版- / 編著:大阪市立大学理学部物理学科実験教育ワーキング?グループ」として出版されている。当大学の生協ならびに一般の書店でも購入できる。(本体2,800円?税抜)

入門物理学実験

説明

高等学校で物理学を履修してこなかった学生を対象とし、解説?講義を交えて行う。 1回目は履修にあたってのガイダンスをする。実験は2回で1テーマ、原則として2名1組で行う。各テーマとも1週目に実験の説明?諸注意の後、測定を行い、2週目に解析?実験結果に関して討論し、レポートを作成する。

実験テーマ

  • 重力加速度
  • ニュートンリング
  • 気柱の共鳴
  • プリズム分光
  • ダイオードによる整流
  • 電気素量
  • γ線の吸収

基礎物理学実験 I

説明

高等学校で物理学を履修した学生を対象とする。
1回目は履修にあたってのガイダンスと実験全体に共通の事柄について講義を行う。2回目以降は、前半?後半6テーマとして、1回1テーマ、原則として2名1組で実験を行い、レポートを作成する。 前半では、高校「物理」程度で理解できる内容であるとともに、力学?熱力学?光学?電磁気学などの物理学の各分野をカバーする基礎的な実験となるように配慮されている。後半では、前半より内容が比較的高度となり、物性?波動?エレクトロニクス?放射線などがテーマとして含まれる。

実験テーマ

前半

  • 剛体の等加速度運動
  • 重力加速度
  • 気柱の共鳴?プリズム分光
  • 熱の仕事当量
  • ニュートンリング
  • ダイオードによる整流

後半

  • ヤング率?剛性率
  • 音波の振動数と波形
  • 固体の線膨張 
  • トランジスターの特性
  • 電気素量
  • γ線の吸収"

基礎物理学実験 II

説明

入門物理学実験または基礎物理学実験Iを修得した学生を対象に、よりレベルの高いテーマを、より高度な測定機器を用いて行う。特に電磁気学と原子物理学に重点を置いている。 1回目は履修にあたってのガイダンスを行う。2回目以降は、原則として2名1組で実験を行い、レポートを作成する。

実験テーマ

  • 万有引力
  • 光の速度
  • 光の回折
  • 過渡現象と交流回路
  • 差動増幅器
  • 電磁波
  • 磁化曲線
  • 電子の比電荷
  • 真空
  • 熱放射
  • 原子スペクトル
  • γ線スペクトル
  • レーザー