公立大学法人大阪市立大学
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南部陽一郎物理学研究所

“対称性とその破れ”が導く普遍性と創発性の物理探求

南部陽一郎物理学研究所 ホームページ https://www.nitep.osaka-cu.ac.jp

● 研究所の概要  
 南部陽一郎物理学研究所 (Nambu Yoichiro Institute of Theoretical and Experimental Physics: NITEP) は、故南部陽一郎博士(本学名誉教授?特別栄誉教授、2008 年ノーベル物理学賞受賞)のノーベル賞受賞10周年を機に、2018年11月に設立された物理学の新しい研究所です。本研究所では、大阪市立大学開学以来の伝統と高い研究水準を有する物理学分野における学術研究の一層の高度化?国際化の進展を図るとともに、次世代の研究を担い世界で活躍できる若手研究人材の育成を行ってまいります。

 本研究所では、南部陽一郎博士のボーダレスで自由な発想と独創性を重んじる研究理念のもと、素粒子?原子核?宇宙?物性など物理学の主要研究領域の理論研究者および実験研究者が密に連携し、世界レベルの最先端研究が活発に行われています。また、研究所を拠点に国内外の研究者?研究機関とも連携した国際的共同研究も幅広く進められており、今後、日本を代表する国際共同研究拠点としての機能を更に充実させていく計画です。

● 南部陽一郎博士について  
 大阪市立大学は、南部陽一郎博士が専任教授として教鞭を取り研究活動を行った国内唯一の大学です。南部博士は、1949年の新制大阪市立大学発足と同時に、理工学部物理学科(現在の理学部物理学科)に着任され、その創設メンバーとして現在の大阪市立大学?物理学分野の研究基盤を築かれました。渡米後も数々の世界的研究業績を挙げられ、2008年ノーベル物理学賞を受賞されています。詳細は、研究所のホームページをご覧下さい。